ふがれす卒業犬情報詳細

ボス丸5号 2011年06月保護
ボスくん
犬種ボストンテリア
年齢7-8
体重4.8kg
去勢・避妊
フィラリアマイナス
狂犬病予防
混合ワクチン
マイクロチップ
ふがれす保護日2011/06/14
あずかりさんPUG男 さん
預かり場所福岡

里親さんからのコメント

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ムーンライト

☆2011年10月8日
 公園の陽だまりで寝そべっているボスに初めてご対面。「はるばる九州からやって来てくれてありがとう、こんなに早く逢えるなんて!」
公園を散歩させようとリードを持って歩きだしたら、一度振り返って、預かりの熊さんご一家が去られた方を見ていました。『この仔が安心してゆっくり過ごせるように大切にしよう♡』と改めて思いました。
 家に来て元気がなく、まる一日ぐったり寝ていました。あとでわかってきたのですが車酔いをする仔でした。
 フード(ZD缶と粒状ZDを混ぜて)はよく食べ、体重も6.5㎏まで増えたのですが、軟便、下痢便が治らず、獣医のアドバイスで摂取量を減らし、3~4回食にして様子をみました。体重が6㎏以下に減り出し、便は治らず、この頃のボスはひもじい表情に見えました。医師に訴え、澱粉質の野菜と便を固める粉薬をフードに混ぜて食べさすようにすると、いい色、いい形状の便が出るようになり、フードの量も標準に戻し2回食で、体重も6㎏を維持できるようになりました。
筋肉がついたせいか、関節のサプリメントのせいか、左足を上げて三本足で歩くのもほとんどしなくなっていました。
オシッコはシートにできず、外出時にオムツをしてもすぐにはずすようで、部屋の好きなところで排尿。朝の散歩時、仕事に出かける直前、昼(帰宅できるとき)、夕方の散歩時、夜寝る前と、いつのまにかボスの排尿リズムに合わせる習慣になっていました。
 公園で他犬に吠えられたりすることなく溶け込んでいました。臭いを嗅ぎ合うぐらいで、いっしょに走り回って遊んだりはしなかったけど。しゃがんでいる子供の膝に勝手に乗って温まっています(炬燵がわり?)。とにかく無類の寒がり屋さんです。
 毎晩私と頭を並べて寝ています。朝目が覚めると左右のどちらかで爆睡しています。甘えたさんです。

☆2011年12月24日
熊さんが送って下さったクッキーを、眼を輝かせておいそうに食べています。我が家のクリスマスケーキもちょびっと。幸せなイブを過ごしています。食欲旺盛です!

☆2012年2月
冷え込む寒い日は散歩を嫌がり炬燵から出てきません。炬燵から引っ張り出され「ウーン」と甘え声、3枚服を重ね着して出発!元気な足取りでお散歩するのですが、犬仲間に出会い立ち話をし出すとボスはブルブル震えだすので抱っこです。食欲旺盛です!

☆2012年4月
満開の桜、桜の絨毯の上をお散歩、寒がりのボスにとってやっといい季節がやってきたね。
家の中では、ネコにちょっかいを出され格闘(なかなか気が強い!)したかと思えば、仲良くくっついてお昼寝したり。

☆2012年7月
クーラーを除湿に入れて外出します。我が家はどこの部屋も開けっ放しにしているので、ボスは過ごしやすい場所を勝手に選んでいるようです。戸外の暑さで息使いが荒くなることもなく暑い夏も難なく乗り切りそうです。相変わらず食欲旺盛です!

☆2012年10月
街路樹が色づき出して見事な紅葉の中をお散歩、まだ寒くないよね、ボス。

☆2012年12月
苦手な寒い冬の到来、今年のクリスマスプレゼントに防寒着を奮発!今冬のお散歩は楽勝かな!

☆2013年2月
「ボス、お散歩に行くよー」と言うと、炬燵から『寒いのに』と嫌そうな顔だけ出しています。抱っこで玄関まで連れて来て、フード付きの防寒着を着せると観念して出発!出たらよく歩きます(1時間半位)。オシッコもよく出て、いいウンチをしています。毛の艶もいいです。食欲旺盛です!

☆2013年4月
春爛漫、ボスの大好きな季節です、食欲旺盛でボス快調!
朝夕のお散歩も元気で、どんな仔に逢っても敵意を出したことはなく、ひょうひょうとした態度でいます。

☆2013年6月2日
日曜日の朝、いつものように横で寝ているボスの呼吸が荒い、涼しいぐらいなのに。
朝の散歩はオシッコとウンチだけさせて切り上げる。食欲はいつどおりに旺盛で平らげる。
いつもは昼間、私の座椅子を陣取って寝ているのに、この日は私が家事で家の中を移動する度について来て顔を見上げていた。何となくボスの仕草が気になり、明日、病院へ連れて行くことにした。夕食もいつもどおりに食べる。オシッコもよく出ている。

☆2013年6月3日
先住犬がお世話になった心臓の専門医を受診する。血液検査、胸部レントゲン検査、心臓エコー検査を受ける(50分程かかる)。検査の結果、重篤な状態であるとの診断。肺が真っ白で酸素をとりこみ難い、心臓も相当悪いとのこと。医師から、入院させるか、酸素ハウスをレンタルして自宅で服薬治療するかと聞かれたので、自宅で経過をみることにしました。肺のレントゲンを見たときにボスは長くもたないように思いました。最期のときまでボスについててやりたい思いで決断しました。酸素ハウスが帰宅と同時に搬入され、ボスはおとなしく入りました(先住犬は嫌がり、入っている間ずっとしゃがれ声で鳴いていました)。楽なのか、食事、水、薬をハウスの中でとっていました。オシッコのときだけ抱いて外に連れていくと、よく出ていました。ハウスの中のシートでいい便が出ていました。食欲あり夕食は完食。

☆2013年6月4日
調子がいいのか酸素ハウスから出たそうなときは数分出してやり、持ち直す期待もわずかに出てきました。食欲あり朝・夕食とも完食。

☆2013年6月5日
今朝10時に受診予定。
未明の4時頃、酸素ハウスの中で落ち着かない様子で体位を変えているので、抱いて外へ出すと急ぎ足で草むらに行き3回分程の大量の排便(色、形は良い)をする。
8時頃、再び酸素ハウスの中で立ったり、伏せたり落ち着かない様子。ハウスから出すといつも水を置いてあるところまで行き、後ろ足が踏ん張れず倒れる。立たせると、小走りで窓際に行き嘔吐する。酸素チューブで直接酸素を吸わせながら背中をさする。吸引をあきらめ抱いて身体を撫でながら「だいじょうぶ、だいじょうぶ…」と声をかけると、しばらくして5~6回ゆっくりと静かな寝息のような呼吸をして逝きました。また眼を覚ましそうだったので、しばらく抱いたまま待ったのですが…どうやら安らかに眠りについたようです。

★2013年6月5日9:00 ボス永眠 
穏やかな顔で眠りました、救われます。

ボスの里親になって、保護犬の生きようとする真摯な態度、知恵に触れ、その特性を愛おしく思え、ともに幸せな日々が過ごせました。

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